2006/02/17(金)
低粘度のコンニャク繊維 清水化学が開発、用途広く お茶やヨーグルトに
健康食品原料製造の清水化学(広島県三原市、清水秀樹社長)は、食品素材などに使うコンニャクイモ由来の水溶性食物繊維「グルコマンナン」で、低粘度の新製品を開発した。新製品はとろみが少なく、お茶などの飲料やヨーグルト類などに幅広く使える。今月末に食品・飲料メーカーなど向けに発売し、初年度四億円の売り上げを目指す。
新製品名は「レオレックス LM 」。セ氏二五度で濃度二%の水溶液にした場合、粘度は十ミリパスカル。従来の主力製品「プロポール A 」(同条件で七十三万八千ミリパスカル)、「レオレックス RS 」(同三十九万五千ミリパスカル)と大幅に低い。
分子量を少なくして粒子の大きさを調整することで、水との親和性を高めた。製造特許を出願済み。
グルコマンナンはコンニャクイモに含まれる成分をアルコールを使って抽出し精製した製品。同社の製品はこれまで乳製品や菓子類などに付加して食物繊維を増やしたり、パンやケーキに添加して保湿性の向上に用いてきた。新製品は従来製品よりも高濃度で食品に添加できる。
清水化学はコンニャク加工・製造の清水萬蔵商店(同市、同)の関連会社で、高純度グルコマンナンの世界唯一のメーカー。二〇〇五年六月期の売上高は約十五億円だった。
「レオレックス LM 」(写真左)は従来品(同右)より高濃度で食品に添加できる
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